代表の宮﨑が教員として在籍したアジア工科大学院(タイ王国; Asian Institute of Technology)にて実施された研究成果が論文として発表されました。
本研究成果は、
“Performance Evaluation of Automated Flood Inundation Mapping Techniques Using Multi-Temporal Sentinel-1 SAR Data”
(マルチテンポラルSentinel-1 SARデータを用いた自動洪水浸水マッピング手法の性能評価)
として公表されています。
本研究では、合成開口レーダ(SAR)データを活用し、洪水時の浸水域を迅速かつ高精度に把握するための自動マッピング手法について、複数の手法を比較・評価しました。特に、時系列(マルチテンポラル)データを用いることで、洪水の進行や変化をより的確に捉える点に着目しています。
主な内容は以下の通りです。
- マルチテンポラルなSentinel-1 SARデータを用いた洪水浸水域の自動抽出手法を比較・評価
- 複数の手法について精度や適用性を検証し、それぞれの特性や有効性を明確化
- 時系列データの活用により、浸水域の拡大・縮小などの変化を効果的に把握可能であることを提示
- 実際の洪水事例への適用を通じて、迅速かつ信頼性の高い洪水マッピングの実用性を確認
本研究成果は、災害発生時の迅速な状況把握や、被害評価、復旧・支援計画の策定に資するものと期待されます。今後は、より広域への適用やリアルタイムでの活用に向けた展開が見込まれます。
論文の詳細は下記よりご覧いただけます。
http://dx.doi.org/10.1111/jfr3.70201